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英語表記ではFishingではなくPhishingとなるが、日本語ではフィッシングと同じ(発音も同じらしい)になる。いかにも「本物っぽい」内容のメールを送付して、Linkされているアドレスへアクセスするように誘導しID、Password、カード番号などの情報を詐取するものである。その手口は
怖い話です。半年以上前にJCBから似たようなメールが到着しましたが、無視しております(メールのヘッダ見れば本物らしいんですが用心のためです)。フィッシング詐欺は今後どんどん手口が巧妙化して、本物と見分けが付かなくなってきます。詐欺師はどうやったら見分けがつかないようになるのか日々考えているのです
左の図はある詐欺サイトで使われる例を示している。メールに記載されたリンクをクリックするとブラウザ上に本物のカード会社のサイトの一部(上枠)と詐欺サイトのカード番号やパスワードを入力する部分(下枠)が表示されます。このとき上枠に表示されている内容は本物のカード会社のサイト内容なので、一見ページ全体が本物のように見える。しかし実態は上半分は他から表示しているだけで、下半分が本来の詐欺サイトの姿なのだ。
これはフレーム分割を使った表示の方法で、1つのページに複数の内容を組み合わせて表示するための一般的なテクニックを悪用したものだ。
またこのようなフレーム分割の手口を使わず、カード会社のサイトの内容をそのままコピーして、一部だけを詐欺用に書き換えて表示するケースも多くある。
フレーム分割を用いずにポップアップ形式で詐欺サイトを表示するケースもある。
バックには本物のカード会社のサイトを表示させてるが、その前面に詐欺サイトを表示する。ポップアップなのでアドレスもステータスも表示しないようにするのは簡単だ。したがって見た目で判断するための情報が少なくだまされやすいケースだと思う。
このようなポップアップのケースでは「ページのプロパティ」を見るとアドレスバーが無くてもサイトの参照元URLが表示されるので、もしカード会社と異なるアドレスからの表示なら詐欺サイトと判断できる。
一見したところいかにも本物と思わせるところが詐欺師のテクニックなのだ。
本物のサイトと詐欺サイトの見分け方となるが下記の手順で確認していただきたい。これからは個人情報やカード番号などを入力するときには細心の注意を払い詐欺サイトと本物のサイトを区別することが求められる時代である。
まず対策の基本として
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次に怪しいメールが送られてきたときの対策として
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これはカード会社のJCBサイトでのSSLの情報である。Firefoxで表示される画面なのでIEでは表示される内容も項目名も異なるが、発行対象となっている情報をよく見てほしい。
組織名や一般名称(サイト)がメールで連絡してきた会社になっているか判断しなければならない。
もし一般名称がwww.hogehoe.tvというような怪しい名前になっていたときは、このサイトは信用できないと判断してよいだろう
IEでSSL証明書の確認は右下のステータスバーにある鍵マークをクリックする
表示される内容は発行先(証明される会社・サイト名)と発行者(証明を行う会社名)である。詳細タブではその他の事項も確認できるが、ここでは発行先が重要である。ここに表記されているサイト名が正規の会社の名前でなかったら詐欺サイトと判断できる。
最近ではブロードバンドが利用可能なお国も確実に増えてきている。詐欺師たちは自前でサーバを立ち上げて短時間のうちに情報を収集し跡形も無く消えていく傾向にある。今後ますます偽SSLサイトを使ったフィッシング詐欺が流行するものと予想される
メールのヘッダも紹介しておく
| Return-Path: <jcbreturn@info.jcb.co.jp> Delivered-To: xxxxxxx@softhome.net Received: (qmail 19916 invoked by uid 417); 20 Apr 2004 04:16:01 -0000 Received: from johml101.jcb.co.jp (HELO JOHML115.jcb.co.jp) (202.32.206.143) by 192.168.0.5with SMTP; 20 Apr 2004 04:16:01 -0000 Received: (qmail 7856 invoked by uid 101); 20 Apr 2004 13:15:19 +0900 Date: 20 Apr 2004 13:15:19 +0900 Message-ID: <20040420041519.7855.qmail@JOHML115.jcb.co.jp> |
メールのヘッダを見れば最初に送ったのが誰なのか判断できる。ここではjohml101.jcb.co.jpさんがメールを送ってきている。しかし最近ではメールヘッダの偽造も行われているので、ヘッダだけで真偽を判断することは難しい。しかし判断材料のひとつにはなる。 |
メールをテキスト形式にしたからといって油断してはいけない。あなたはYahooメール等のWebで使えるメールを利用していないだろうか?Webで使えるメール、つまりブラウザで見るメールはhtml形式なのかテキスト形式なのか区別が難しい。乱暴に言うとブラウザで見るのだからhtml形式なのである。
そうなると、このような「会員情報の変更のお知らせ」などのメールはWebメールから転送して、テキスト形式で改めて表示するのが安全だと思われる。
ここまではカード会社のフィッシング詐欺を取り上げてきたが、詐欺の対象となるものは
などの情報である。つまり「小学校の同窓会名簿作成のお知らせ」というメールが来て、現住所や勤務先を入力させるようなケースも考えられる。
またトロイの木馬(キーロガー)をセットにしたメールを送信して、本物のサイトへアクセスさせ、そのとき入力したカード番号やパスワードをトロイの木馬が送信するケースも出てきている。個人情報を入力する前には必ず前記のチェックを怠らないことだ。
もしものときの対応(後になって気がついた場合)
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・Hostsファイルの書き換えについて
Hostsファイルと言うのをご存知だろうか?XPなどNT系のWindowsであれば「C:\WINDOWS\system32\drivers\etc」にあるが普段はまったく意識することが無いファイルである。
このファイルはIPアドレスとホスト名の関連付けを記述するものだ。こう書くとDNSと同じこと?という疑問をもたれた方は"正解"である。サイトへアクセスするときに
というのが通常の方法だが、Hostsファイルに記載があると
のようにIPアドレスの問い合わせはHostsファイル→DNSの順番と決まっている。つまりHostsファイルにwww.yahoo.co.jpと詐欺サイトのアドレスを記述しておくと、本人が知らないうちにYahooだと思ってアクセスしたら詐欺サイトだったということになる。ページの内容も同じであればほとんど気づくことも無いだろう。
| # For example: # # 102.54.94.97 rhino.acme.com # source server # 38.25.63.10 x.acme.com # x client host 127.0.0.1 localhost 202.232.58.50 yahoo.co.jp |
本来www.yahoo.co.jpは211.xxx.xxx.xxxというアドレスだが、Hostsに記載することでアドレスバーにwww.yahoo.co.jpと設定すると202.232.58.50へアクセスさせることが出来る。 |
最近ではHostsファイルを利用することは稀になっているはずなので
フィッシング詐欺についてAnti-Phishing Working Groupが発表している資料や詐欺手口の実例などを紹介したページもぜひ参照して欲しい。
・Anti-Phishing Working Groupのレポート紹介
・詐欺サイトの疑似体験と対策方法について
・フィッシング詐欺の実例(送られてきたメールとサイト)