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UnH Solutions - IE Privacy Keeper

IE Privacy Keeper(IE プライバシィ キーパー)は厳密に言うとインターネットのプライバシー保護ツールではない。
IEやWindowsを使うことにより記録される履歴データやIEなどのサイト訪問履歴、コンテンツを保存するキャッシュファイルなどを消すツールである。Downloadはhttp://www.unhsolutions.net/IEPK/downloads.shtmlから行う。
なおインターネットカフェなどで使うためにSetupしなくても使えるバージョンが同ページの「TakeAlong Version 」である。

Windowsの履歴やIEのキャッシュを消す理由は

などである。筆者は履歴やCookieをこまめに消すほうなのだが、最近ではキャッシュサイズを大きく取ってDesktop Searchでキャッシュから必要な情報を取り出す人も多いだろう。IE Privacy Keeperはそんな人には向かないツールである。どちらが良いとか悪いとか言うものではない。自分に合った使い方をすればよいと思う。

・インストール

インストールでは3つの画面で指定する箇所がある。左図は1つにまとめているが、黄線が画面の分かれ目。
最初は「プログラムのインストール先」を指定する。
次が「スタートメニューに作成するショートカットの名前」
最後に「使用するユーザーの指定」である。
上の2つはそのままでよい。
最後のユーザー指定は
「現在のユーザーだけ使用する」
「全てのユーザーが使用(設定は個別)」
「全てのユーザーが使用(設定は共通)」
ここはPCの使い方によるだろう。
その下には
「デスクトップにショートカットを作成」
「プログラムの追加と削除に追加する」
である。

IEのキャッシュと履歴やWindowsの履歴は各ユーザーごとに作成されるので、ユーザー指定で「現在のユーザーだけ使用する」でインストールしておけば他の使用者に影響は無い。

・設定する

起動すると設定画面が出てくる。最初はIEの設定。ここではIEのキャッシュなど削除するものを指定する。上から順に
「キャッシュフォルダ(Tempフォルダ)」
「URLの履歴(訪問履歴)」
「オートコンプリートの履歴」
「アドレスバーでURLを入力した履歴」
「Cookie」
である。Cookieを消すと会員登録が必要なサイトではユーザー名/パスワードをCookieで保存しているサイトが多いので、毎回入力しなくてはいけなくなる。しかし他の使用者に自分のアカウントを使用されるのが嫌なら消しておこう。

下にある「Clean Up Now!」が上記の設定内容をすぐに消すときのボタン。

訪問履歴も「機能見たサイトの中に欲しい情報があったなぁ・・」というときには便利な機能なので、再度探すのが手間だと感じるのであれば消さないほうが良い

キャッシュフォルダを消す設定を行うと出てくる警告。「キャッシュが無いと表示が遅くなるぞ」という内容。同じような警告があっちこっちで出てくるが、無視してよい。

次はWindowsの履歴などの設定

個人情報保護法の関係もあり、OSが残す履歴の削除も考えなくてはならない時代となった。上から順に
「WindowsのTempファイル」
「ゴミ箱内のファイル」
「ファイルのオープンと保存の履歴」
「スタートメニューの"RUN"の履歴」
「スタートメニューの"最近使ったファイル"」
である。「最近使ったファイル」にはさらに下に
「メディアプレーヤー」
「リアルプレーヤーとリアルワンプレーヤー」
「Word、ExcelとPowerPoint」
「アクロバット・リーダー」
「ACDSee」
「WinZip」
「WinRAR」
がある。
また「最初のWindows Tempファイル」の横にあるのは「少し後から削除」で、これは20分以上存在するTempファイルだけを削除する指定。推奨は"有効にする"である

ここまでが通常の設定で、ここからはWindowsの知識が必要なFilesとRegistryの削除指定となる。

ここでは消したいフォルダやファイルを指定する。いろんな使い方ができるだろう。たとえば作業中のファイルを常にバックアップする指定にしておいて、Windowsの終了時にはきれいに消しておくことも可能だし、アプリケーションのログファイルを消すといたようなこともできる。

指定はまず「Add」ボタンで消したいフォルダやファイルを指定する。

最初に「Browse」ボタンでフォルダまたはファイルを指定する。あとは各種指定
Actionは「削除」、「空フォルダにする」、「"0"で上書き」。その下には「完全消去」、「ゴミ箱に送る」、「サブフォルダも処理する」である。右側に行って対象となるファイルの指定で「全てのフォルダとファイル」、「フォルダ内の全てのファイル」、「拡張子を指定」、「ファイル名をマスク指定」である。最後に「サブフォルダを削除」となっている。

ファイルを"0"で上書きは、ファイルのデータが完全に消されてしまうが、他人に見られることは無くなる。「完全消去」はファイルをランダムな文字列で上書きして、さらに数回ファイル名を変えてしまう。ファイルを復旧することはできない。しかし両方とも処理に時間が掛かるのが難点。

ファイルを追加すると左図のようにリストに表示される。一時的に消去を止めるときには左端のチェックを外すとよい。

次がレジストリの消去

特定のレジストリを消去するケースはあまり無いかもしれないが、特定のプログラムが履歴をレジストリに残すようなときに有効である。しかし良く判らずにレジストリを削除するのは危険なので、あらかじめバックアップを取っておいたほうがよい。

まずは「Add」ボタンで登録。

KeyにはLOCAL_MACHINEやCURRENT_USERがリストに入っているので選択し、あとのキーは手入力する。レジストリエディタを起動するボタンが左下にある。

追加してみた。

ファイルと同じように一時的に削除を止めるときには左のチェックを外す。

最後にオプションの設定。

上から順に
「IEを全て閉じたときに削除処理を行う」
「Windows起動時に削除処理を行う」
「Windows終了時に削除処理を行う」
「削除中・・・のメッセージを表示する」
「IEのメニューにIE Privacy Keeperを追加する」
「Explorerの右クリックメニューに"完全削除"を追加する」
「IEのキャッシュ、Cookieなどを完全消去する」
「削除処理のキーボードショートカットの指定」である

上の3つは削除処理を行うタイミングで、どれか好きなものを選ぶ。ちなみに筆者はIE終了時にキャッシュを削除する設定にしている。
完全削除や完全消去は大量のファイルを削除するときには時間が掛かるので、Windows起動時に行えば使えるようになるまでに時間が掛かるし、Windows終了時には「IE Privacy Keeper」が無応答なんてことになる。重要なデータの残骸だけ完全消去にしたほうが使いいいと思う。

最後におまけで実行中の画面

この画面が勝手に出てきて、削除処理が終わると消える。
筆者が初めて完全消去したときには15分くらいこの画面が出ていた。IEのキャッシュサイズが大きければ1時間くらい必要かも・・

使い勝手のいいツールだというのが素直な感想。個人情報の保護がうるさくなっている現在、NotePCを社外に持ち出す機会の多い人はデータの暗号化ツールとともに使って欲しい。
また自宅で家族共有のPCを使っているお父さんが「家族に見られると恥ずかしい履歴」を消すための有効なツールでもある。

・その他の情報

インストールのところで3つのユーザー指定の意味は

現在のユーザーだけ使用する IE Privacy Keeperはインストールしたユーザーだけが使用可能
全てのユーザーが使用(設定は個別) 全ユーザーが使用可能。設定はユーザーごとに別々に行う
全てのユーザーが使用(設定は共通) 全ユーザーが使用可能。設定は全ユーザー共通の設定になる


Secure Wipeとは?

説明書によるとランダムな文字でファイルのデータを1回上書きする。その後数回ファイル名を変更するとある。つまりデータを消去して、なおかつファイル名からデータの内容を想像できないようにすること。

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